2016年06月27日

「機能不全家族」と「愛着障害」

「機能不全家族」とは、家族が本来の機能を損なっている状態です。
子供には、本来、無条件に保護されたいという欲求があります。
子供が育つ家庭で、この無条件の保護、安全、養育が得られないと、


子供の無意識の中に、悪い人生脚本ができあがっていきます。
これが成長してからの子供の運命をも左右するものとなります。


J・ボウルビイの『乳幼児の精神衛生』によると、
無感動な精神病的性格を持った子供には
必ずその過去に次の三つのうちいずれかの生活体験があると言っています。


【1】三歳までの間、母も養母もなく、母性的人物との愛着関係を欠いた
【2】四歳になるまでの間のどこかの時期に三カ月から六カ月、母の愛が途絶えた
【3】四歳になるまでの間のどこかの時期に母親が代わった(母性的人物の変動)


このうち、【2】【3】ならば、私達の日常でいつでも起こる可能性があるものです。
幼少時の体験というのは、子供の心に一生消えることのないキズを残します。


そしてそれが成長してからの外界からのストレス体験をきっかけに
メンタル疾患を引き起こしている可能性が高いのです。


子育ての悩みがあっても、母親が無条件の保護を与える環境で育つ子供は幸せです。
母親から「生まれてきてくれてありがとう」という言葉を
毎日聞かされて育つ子供は、ゆがみません。


12歳前後までの子供は、まだ母と子の世界という意識状態にいます。
これは要するに、外の世界からの出来事、働きかけに
直接子供が影響を受けるというよりも、
むしろ、母親の気持ちに左右されるということです。


その子の周囲でおこる出来事に対して、
喜んだり、笑ったり、泣いたり、困ったり、
怒ったりという反応をその子が示す場合に、


それはすべて母親の気持ちに大きく左右されており、
母親がいなければ、外の世界からの刺激に
うまく対応できないということなのです。


母親の情緒が安定して、子供を無条件に保護し、慈しむとき、
子供は歪むことなく育つのです。


親が子供に与える刺激は、
肯定的な思いか、否定的な思いか、まずこの二つに大きく分類されます。


幼児期のつらい体験や悲しい体験は、
否定的な思いとして、潜在意識に入ってしまいます。


潜在意識は入ってきた暗示をふたたび現実化しようと
成長してからの無意識の行動を規定してきます。


このため肯定的な暗示は肯定的な無意識行動を、
否定的な暗示は否定的な無意識行動を引き寄せることになります。
その代表的なものが「愛着障害」であるということです。


幼児期の体験が、「愛着障害」をもたらし、
成長してからのストレスをきっかけに
メンタルの不調へと発展するのはこうした仕組みによるのです。


子供に毎日、「生まれてきてくれてありがとう」と声をかけてあげ、
しっかりと抱擁して抱きしめてあげることを毎日してあげましょう。
そして、「ほめる」「承認する」「共感する」「受容する」ことです。


幼少時にこれらの愛情表現を十分に言葉と態度で受けとれない場合、
「愛着障害」を抱えてしまい、恋愛や対人関係を歪めてしまうのです。


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潜在意識完全活用マニュアル
posted by 愛着障害 at 18:47| 機能不全家族